ロング&スマート
テクノストラクチャーの家

建てた家で、長く、安心して、
快適に暮らし続けていただけるように
幸せで楽しい時間が
たくさん紡ぎ出される場になるように。

木+鉄で建てる、第三の工法。

木と鉄の複合梁「テクノビーム」と高強度オリジナル接合金具を使用し、さらに構造計算や耐震実験など最先端の技術を導入した「テクノストラクチャー」。「木か鉄か」という選択肢では得られない、木造と鉄骨造の両方のメリットを活かしたパナソニック独自の「第三の工法」です。

住まいを強固に支える木と鉄のハイブリット工法

縦方向の力にすぐれた強度を発揮する木材は「柱」として使用し、曲げやたわみに対して強度を発揮する鉄骨を「梁」に採用。構造体にかかる様々な外力に耐えうる適材適所の材料選定により、木の家の弱点を強化した工法です。長期間の荷重で発生するズレやキシミ、たわみを抑え、すまいの信頼性や快適性を高めています。

間取りも環境も異なるから、全ての住まいで「構造計算」

住まいの本当の強さは、柱や梁など部材の強さだけでは実現できません。地震や台風、豪雪など外部から加わる様々な力に対応できる住まい全体のバランスが何よりも大切です。そこで、木造2階建て住宅には義務付けられていない構造計算を、一棟一棟すべての住宅で実施。388項目におよぶ緻密なチェックを行い、強度が客観的に実証された住まいをお届けします。

木と鉄の複合梁「テクノビーム」

長期荷重に耐えられる高耐久性能

軸組構造の建物の重要な構造材である梁は、荷重により若干のたわみが生じます。特に木製梁の場合は、樹種、感想度合い、節や割れの状況によって強度や品質のバラツキが大きく、ズレやキシミなどの原因となります。鉄骨を芯材としたテクノビームではこのクリープ変形がほとんど進行しません。

一般的な木の家は、木の材料を切り欠いて部材と部材を接合します。このため、接合部の木材は部分的に細くなってしまい、その箇所が地震等で割れて建物の倒壊を招く例も多く見られました。テクノストラクチャーでは、木材の切り欠きをできるだけ減らし、素材の力を引き出す金具接合仕様を採用。強度のバラツキも少なく、接合部での安定した高強度を実現しました。

全ての住まいで構造計算

独自の厳しい構造計算基準

間取りや建設地域など、住まいが持つ条件は一棟一棟違い、それぞれを考慮した最適な部材、最適なバランスを考えた構造計算が必要です。従来の木造住宅は、この構造計算を経験や勘によって行うこともしばしばで、熟練した職人が不足している近年は、そのノウハウも得難いものになってきています。個の問題点を改善すべく、テクノストラクチャーでは、一棟一棟異なる間取りや地域条件を加味した上で、自動的に構造体を設計でき、さらに十分な強度確保できているかをチェックするオリジナル構造計算システム「自動躯体設計システム」を開発しました。

地震、台風、積雪といった厳しい自然条件と地域特有の設計条件に適応した災害シミュレーションを実施。地震対策としては、すべての地域において「地震地域係数(法律で定められたもの)」を1.0以上で耐震設計を行っています。台風においては、過去の気象データを基に、「基準風速」と風を受ける外壁の面積を考慮して耐風設計を実施。他にも、積雪量もしっかり考えた耐雪設計を行うなど、日本特有の自然災害にも考慮した構造計算(災害シミュレーション)で安心をお届けします。